HOME > 松平先生との思い出

松平正守 前大阪府吹奏楽連盟理事長の足跡

大正12年(1925年)大阪府池田市生まれ。小学校教諭を長く務め、同市立呉服(くれは)小学校在勤中の47年には吹奏楽部をつくり指導。87年度に関西吹奏楽連盟の理事長に就任して学生らの吹奏楽活動の普及に尽力し、駅コンサートや愛コンサートなどユニークな企画を展開した。大阪市中心部の「御堂筋パレード」の演出・音楽プロデュースを83年の第1回から手がけた。1987年から行われている「ブラスエキスポ」を構成、演出。現在は京セラドーム大阪で行われている、「3000人の吹奏楽」の第1回(当時阪急西宮スタジアムで開催)から企画、立案してきた。著書に「こどもに音楽の機関車を」(音楽之友社刊)がある。大阪府吹奏楽連盟名誉会長、関西吹奏楽連盟理事長、全日本吹奏楽連盟 支部長会会長

「音楽は世界の言葉、人と人とをつなぐ心の架け橋」を基本的なコンセプトに、1993年のローズパレード参加以来、隔年で中学校、高校の選抜吹奏楽団を組織して、海外、他府県、他支部との交流を図って参りました。

we_love_osaka.jpg

1993年元旦 カリフォルニア州パサディナで行われた
「ローズ・パレード」における大阪府高校選抜バンド

matsudaira_marutani.jpg

ローズ・パレード」での全員ゴールを果たし、成功を喜ぶ 
松平団長と丸谷チーフディレクター

いつもその先頭には松平先生がいらっしゃいました。理事長としてオーディションに集う生徒たちを励まし、また選抜することのつらさを話し、また選抜バンドの団長として、団員たちを激励し、色々な経験をさせていただきました。

近年の大阪府吹奏楽連盟の活動の中で、この選抜バンド事業はまさに、松平先生の発案を具体化したものであり、松平先生晩年の大きな功績の一つだと思います。